アトピー性皮膚炎を含む皮膚疾患外用剤の研究

PDF形式のファイルを閲覧には、 無料のAdobe Readerが必要です。 皆様からお寄せいただいたよくある質問と回答です。又、医師からの報告も含めて記載しております。 Q1.アクネには使用できますか？ A1. 欧米諸国ではすでに医療用として販売されていて、そのことをご存知の多くの先生方はすでに個人輸入し、使用されていたものの、白人と東洋人の肌の違いからか、効果が弱かったため、濃度を上げた2〜3%を院内製剤し使用されています。《PDR参照》 皮膚科の専門医であれば、すでにご存知です。（院内製剤） Q2.酒さ（しゅさ） A2. 欧米（FDA）においてオーファンドラッグとして承認され使用されています。（PDR参照） Q1同様、皮膚科の専門医であれば、どんな先生でもご存知です。 Q3.癌の悪臭 A3. 静岡県立病院で院内製剤し、使用されています。（参考文献参照） Q4.腋臭の異臭 A4. 九州大学・皮膚科　古江教授が自らの腋臭症に使用され著効であったと報告されている。 Q5.乾癬には A5. 乾癬には複合剤を使用し、良い効果があったと報告を受けています。（院内製剤） Q6.再発性化粧品皮膚炎 A6. 洗顔後に水で少し薄め、乳液上にし使用することで、化粧することが出来ると報告されています。 （院内製剤） Q7.白癬菌症 A7. 複合剤を使用することで著しい改善があったと報告されています。（院内製剤） Q8.酒さ様皮膚炎 A8. 酒さ様皮膚炎についてはステロイド外用剤の使用後の副作用（リバウンド）ですが、単剤で十分効果があると報告を受けていますが、症状が重い患者には何故かメトロニダゾールとステロイド含有の複合剤で簡単に改善することができたと多数の報告があります。（院内製剤） Q9.アトピー性皮膚炎の適用について A9. メトロニダゾール単剤で特にそう痒・湿疹に有効であり、重症の患者には複合剤を先に使用し、改善後に単剤にかえることにより、著しい効果があったとの報告があります。（院内製剤） Q10.褥瘡 A10. 乳液に近い状態で、使用され有効であるとの報告があります。（院内製剤） Q11.湿疹 A11. 皮膚科の専門医の先生は、世界的にメトロニダゾールが湿疹に有効であることはすでに公知です。（参考文献参照） Q12.このメトロニダゾール含有外用剤は御社より購入可能ですか？ A12. 弊社から販売は一切おこなっておりません。よって院内製剤として作成してください。 Q13.原薬基剤の入手方法について（メトロニダゾールなど） A13. 原薬は、試薬問屋等から入手することができます。 基剤については、クレーテ�鰍ｪ技術をもっております。 Q14.内科・小児科でも使用できますか？ A14. 診療科を問わず使用できるように、基剤成分をもとに製剤設計を行っていますので安心して使用できます。 Q15.このクリームの院内製剤方法は開示できますか？ A15. 順次、開示いたしております。 Q16.メトロニダゾールは非刺激性ですか、または刺激性の医薬ですか？ A16. 非刺激性です。メトロニダゾールに刺激はありません。 Q17.マウスにアトピー性皮膚炎がありますか？ A17. マウスにアトピー性皮膚炎が存在する文献については調査しましたが、文献は見あたりませんでした。 Q18.イヌのアトピー性皮膚炎にも効果がありますか？ A18. イヌのアトピー性皮膚炎には効果があったと報告を受けています。 Q19.老人性皮膚そう痒症には使えますか？ A19. 朝と夜（入浴後）に塗布した結果2〜3日で著効であったとの報告があります。（院内製剤） Q20. メトロニダゾールとステロイド等とを調剤し、使用した場合の副作用（リバウンド）について A20. 副作用については全く報告はありません。 メトロニダゾールとステロイド等（通常市販されている含有量の1/10〜1/20程度）を調剤することで、メトロニダゾールがステロイド等の効力を拡大し、かつステロイド等の副作用（リバウンド）を抑制しているものと思われています。 ステロイド等単剤を薄めて使用したところ効果があれば副作用があった。しかしほとんどは1/10〜1/20程度では効果がなかった。（院内製剤） Q21.製剤を作成する機器はどこに問い合わせたらいいですか？ A21. クレーテ��へお問合せください。 Q22.メトロニダゾールクリームを調剤するには、基剤はどれでも良いのですか？ A22. 基剤はどれでも良いとは限りません。メトロニダゾールは通常、水に0.8%程度しか溶けません。 （このことは、参考資料　第25-2（PDF）ガルデルマ社特許公報にも開示されています。） また、メトロニダゾールと言う薬剤の特性にもあるようですので、どれでも良いとは限りません。 Q23.メトロニダゾール原薬は、「フラジール錠」を粉砕して外用剤にして使用しても良いのですか？ A23. フラジール錠を粉砕し、基剤に溶かしても効果があるとは限りません。 これは、フラジール錠は内服薬として製剤化されており、そのために、賦形剤が使用されています。 出来ればメトロニダゾール原薬をご使用されることをオススメします。 Q24.基剤は、市販されているクリーム剤に混ぜて使用できますか？ A24. 混ぜて使用は出来ますが、溶解させて下さい。また、それぞれの基剤には特徴がありますので溶解しても効果があるとは限りません。 Q25.製剤化したいのですけど。 A25. 基剤と原薬が、うまく溶解しないと出来ません。詳しくはFAXで御相談下さい。 Q26.オススメの基剤はありますか？ A26. 当社がおすすめする基剤はあります。詳しくはFAXで御相談下さい。 Q27.海外ではどの様に使用されていますか？ A27. 皮膚科の先進国である米国、フランス、イギリス、ドイツ、スイスなどの国々に問い合わせを行っていましたところ、この度米国政府から回答がありました。 米国ではすでに皮膚疾患の湿疹の炎症性疾患「抗炎症作用」に用いられているとのことです。 詳しくは、トップページの「米国政府の見解」（PDF）をご覧下さい。 Q28.製剤化技術を教えてほしい。 A28. 直接FAXで御相談下さい。 Q29.製剤化したメトロニダゾール含有外用剤がほしい。 A29. 当社では、メトロニダゾール外用剤について啓蒙活動を行っているだけで製剤の販売は致したこともなければ、販売は行っていません。 なお、医師であれば医師の裁量権にて、病医院内にて調剤して製剤の製造を行い、患者さんに提供することは出来ます。 Q30.メトロニダゾールについての参考文献などがほしい。 A30. すでに、PDFファイルにて公開しております。 新しい文献に関しましては、あまりの問い合わせの多さに開示するのが遅れておりますが、随時開示する予定です。 Q3１.itchの会員になるにはどのようにしたらいいのですか。 A31. itchの会員は誰でもなることが出来ます。 但し、定員数が決まっておりますので、定員数に空きができた時に申し込むことが出来ます。 なお、会員は完全無料です。（年会費、登録費、会員費など一切不要です。） 予約など、順番待ちはの受付は一切行っておりません。 [トップページ][研究内容][外用剤の使用方法][各種情報開示][参考文献][よくあるご質問][患者様へ][お問い合わせ][サイトマップ] 研究中にご協力いただいた大学教授、臨床医師及び一部の文献を提供頂いた三共株式会社、他の製薬会社などに感謝するとともに、 本ホームページ作成に関与されたボランティアの方がたにも深くお礼を申し上げます。