実施例:メトロニダゾールとステロイド等を混合した複合剤
メトロニダゾールとステロイド等を混合した。(使用した主剤は全て原薬を使用した)
その際のステロイドの含有量は、市販されているステロイドの含有量の1/10〜1/20に減量した製剤を使用した。(製剤は、加熱、攪拌、真空(脱泡)、冷却の工程を経た製造方法を用いて製剤化したものを使用した。)
結果、ステロイドの含有量を減量したにもかかわらず、市販されているステロイドの含有を含む製剤と同等に近い薬効を示すことを確認し、しかも副作用のない製剤を作製する事に成功した。
作用機序として、メトロニダゾールのニトロ基が他の薬効成分と何らかの相乗作用、または相加作用を示していると考えられる。
メトロニダゾールとの複合剤でなく、ステロイド単剤(1/10〜1/20に減量した成分)製剤は、薬効があれば、ほとんど副作用(リバウンド)があり、通常、濃度が薄ければ、薬効が無いことも確認した。
この製剤作成にあたっては全て、原薬(主剤)を使用した。 |